『専業主婦』の罪悪感
朝のテレビでこんな話題が上がっていた。
50代の私が結婚した時は
主人の方から「仕事はやめて家庭に入って欲しい」と希望がありました。
私自身は、子供の頃からなりたかった仕事についていたので、辞めるという選択肢はありませんでした。
それでも、まだ週休1日の時代に
10時〜17時、土日休みの契約にしてもらい
家庭も優先出来る環境をつくりました。
その後、子供を授かり『切迫流産』をきっかけに退職をすることに決めました。
お陰様で、1週間安静に過ごして何とか、長女の生命力で乗り越えてくれました。( ^ ^ )
長女を妊娠してから、長男が小学校に上がるまでの間
専業主婦をさせてもらいました。
その頃、罪悪感を感じたことはなかったと思います。
家庭に入り子育てが出来たことに感謝しています。
逆に、元旦那は私が学費の足しのために
働き始めたことを「良し」と思っていなかったと思います。
彼の方が『罪悪感』を持っていたかもしれません。
バブルが弾けてから長年、日本は冷え切っています。
バブル時代に育てられた子供たちが、
弾けた途端に生活が激変し
贅沢を嫌い、老後に不安を感じ(若者たちが)
もらえる保証のない年金を払い続ける虚しさ。
男性が「俺について来い!」とプロポーズ出来ない時代
男性だけのお給料では生活していけない現実があるから、共働きをしているんであって
女性の権利を云々と関係なくない?と思います。
専業主婦に『罪悪感』を質問する意図が良くわかりません。
子供に対する「寂しい思いをさせてごめんね」っていう気持ちは
『罪悪感』とは違うと思います。
家族には色々です、経済的にも、健康面でも事情が違います。
専業主婦に「専業主婦であることに罪悪感を感じたことがありますか」と尋ねた時点で、
それが悪いことのように感じてしまわないでしょうか?
「女性が『罪悪感なく』働ける環境を作りましょう」とか
政府が経済破綻をごまかして、国民に働け!と言っているだけじゃないでしょうか。
女性が働けない環境だって、保育所が足りていない環境こそが大問題でしょ!
それも高い費用が必要で、働いても働いても楽にならない。
何だか、どんどん怒りの材料が出てくる。
これも年のせいでしょうか?
借金だらけの日本国民の嘆きでした。
お付き合いありがとうございました。