2016年の秋に生まれて半世紀超の私、初めて日光東照宮に行って来ました。
関東の方は、小中学校の遠足などで大体経験済みかと思いますが
静岡県出身の私はチャンスがありませんでした。
死ぬまでに一度は行っておきたい場所の一つとして、娘を誘って日帰りバスツアーで行くことにした。
娘は小学校の林間教室だったか?経験済み、友達とも2度ほど来ているらしい。
当日はとても良いお天気で暖かく、上着がいらないくらいでした。
ちょうど紅葉も紅く色付いて最高の気候でした。
ただ、日光東照宮は『平成の大修理』の真っ只中でした。
お札を頂いた御仮殿と陽明門が幕をかぶっていたのと、『三猿』『眠り猫』がレプリカでした。
それでも、『三猿』の前で、「言わ猿」と「聞か猿」のポーズをとって写メ撮りましたよ。
『石鳥居』の前の長く広い石段を登り振り返ると真っ赤に色付いた楓の美しさに思わず何度もシャッターを切りました。
『鐘舎』の方から参道に出るところにも立派な紅葉が大きく枝を広げて見事!
ひろーい参道を両サイドにまっすぐ伸びた杉並木は、徳川家の繁栄を物語っていて壮大なロマンが広がります。
左手に『五重塔』が見えてきました!鮮やかな色使いと細かい木の組合せが美しい!真下から見上げると匠の細やかな仕事がたまりません‼︎
大好き!
『表門』をくぐり、三神庫の前に『神厩舎』(馬屋)に『三猿』の彫刻レプリカだけど…外人さんもパチパチ写真撮ってましたね。
昔から、猿が馬を守るとされてるんだそう。
突き当たりに『御水舎』
手を洗い、口をすすぎ、心身を清めて神様にお参りする。
『御水舎』の前の鳥居から『陽明門』を見ると、その上には北極星が輝いて見えます、「嵐の皆さんも番組でその場所に立ったそうですよ」とガイドさんが説明してくれた。おばさん達が順番でその場所に立った、もちろん私も
『陽明門』『唐門』『本殿』は真南に向いていてその先に江戸城がある、徳川家康が江戸の守護神となるように造られている。
『陽明門』手前の石階段を上って脇に目を向けると『飛び越えの獅子』がひっそりといる。まさに石塀を飛び越えて前足を着いたところ。
お辞儀をしているみたいで可愛らしいポーズだ。
ガイドさんに言われなかったら気付かない。
『神輿舎』は一段と鮮やかな色付で”金”が神々しく輝いて神輿を守っている感アリアリ。
収められている神輿は3基、いずれもピカピカの黄金、暗がりでも輝いてました。
春秋渡御祭(5/18、10/17)に使われる。
『唐門』に続く本殿を囲む透塀も鮮やかに色付けられ細かい細工がされている。黄緑色や朱色、黄色、青色、金色全て自然の色とは思えない鮮やかさ。
また、『唐門』の白と黒のコントラストが素晴らしい!このマットな白は貝殻から作られているそうだ。美しい!
細工もすごい!『舜帝朝見の儀』や『七福神』全て違う仕草をしている。
本殿は撮影禁止
『レプリカの眠り猫』
『夫婦杉』の間から見えるハートマーク
江戸時代の徳川の権力を彷彿とする日光東照宮
色の使い方が現代アートに影響を与えた素晴らしいアートだと思った。
歴史は詳しくないけど時代劇のワンシーンを思い浮かべ江戸のロマンを感じました。
お付き合いいただきありがとうございました。