ALIVE

自分探しのあれやこれ、好きなものを探してupしていきます。

『検察側の罪人』を観てきました。

検察側の罪人

9/1『ファーストデイ』にTOHOシネマズ『日比谷』で観てきました。

※『ファーストデイ』は鑑賞券が、大人¥1,800→¥1,100※

 

私は、水曜日の『レディースデイ』か『ファーストデイ』でしか、映画は観ないようにしています。

以前は、『au』だったので、『auマンデー』で月曜祝日に良く観に行きました。

 

嵐の『二宮和也』さんが出演するので、

とても楽しみにしてきた『検察側の罪人』を

娘と観て来ました。

 


ここからは【ネタバレになりますので、楽しみにしている方は読まないほうが…】

 

 

(『検察側の罪人』のパンフレットより)

 

 

 

検察側の罪人

ジャニーズの『木村拓哉』さんが主役で、対するのは同じく『二宮和也』さん(^ ^)

 

ジャニーズのファンがお子さんと一緒にこの映画を観に行ったら、怖くて最後まで観れるか心配です。

 


観終わった瞬間の娘の感想は、「最悪」「気持ち悪い」「後味悪い」でした💦

犯人の残忍さ、異常ぶり

人が落ちる音、

発砲の音、

車のブレーキ音


最後のシーンで『ニノ』が顔を歪めて叫ぶのですが

私も一緒に叫んで、爆発させたかったです。

 

 

 

『最上の正義?』

 

友人を殺した犯人をすでに時効を迎えてから知った『最上』

別の殺人事件でリストに上がった『松倉』を

「殺していない」と主張しているにもかかわらず

犯人に仕立て上げようとする。


真犯人を知っていると証言者が現れ、『弓岡』が犯人と判明する

どうしても、『松倉』を犯人にして裁きたい『最上』は

なんと、『弓岡』を自分の手で拳銃の引き金を引いて殺してしまう。

 

私は、この時点で正義では、なくなっていると思う。

いや、殺そうと『弓岡』を連れ出すところからすでに

『最上』は憎しみに取り込まれた『自分勝手な殺人者』でしかない。

 


原作を読んでいないので、

『最上』の家族や、周りで起きている何個もの事件が

『最上』の感情に影響を与えているのだろうと想像はするけど

わからないので感情移入しにくかった。

 

『正義』の対立と解説されていますが、映画を見る限り『正義』は一つでした。

 

(『検察側に罪人』のパンフレットより)

 

 

 

『沖野の正義』

 

やっぱり見所は、『ニノ』が『松倉』を追い込む取り調べのシーンは圧巻でした。

 

追い込まれた『松倉』が、時効になった少女殺害事件を告白するシーンはヘドが出そうでした。

 

『松倉』のくせを『沖野』が真似をして口を「ぱぁ!」とするシーン

ニノがやると、ちょっと可愛いと思ってしまったのは、私だけでしょうか?


『沖野』が師と仰ぐ『最上』の犯罪に気づき、

『裁判』で戦い『正義』真実を貫いた『沖野』こそが『正義』でした。

 

音楽も独特で、すごーく昭和な感じ。

ラブホでのBGMは、笑えるくらいピンクっぽい音楽でした。(曲名はわかりませんが)

 

沖野が、口数少なく淡々と犯罪を犯していく様と

音楽の独特な世界観が、異常さを膨らませていた。

『最上』と『沖野』の、つるっと綺麗なお顔が

異常なストーリーの中で、唯一ほっと出来るオアシスだったかもしれません。

 

原作は、ハードルが高いので

パンフレットを読んで、もう一度観たいなぁと思っています。

 

 

お付き合いありがとうごさいました。